いま、会いにゆきます

ココロに栄養をもらうと共に、違うモノも感じたようで落ち込んでます(^-^;;
困ったものです。
ネタバレちょっとあります。ごめんなさい。

泣き所が多い

確実に2箇所以上あります。ひとしきり泣いた後、エピローグ的な部分でほのぼのと終わるのかなと思ったのですが、本当は全くエピローグではありませんでした。衝撃の泣き所が最後まで続きます・・・私は2箇所どころではなく、上映時間の1/4くらい(;_;)状態でした(^−^;;

女性向け?

私は余り好きな人ではありませんが、 飯野賢治さんが偶然今日見に行ったみたいでご自身のblogに感想が書かれています。彼が言うには「女性にはかなり強くオススメ」とのこと。
私なりには、女性に限らずみなさんにお勧めします。
この映画から強く感じた部分としては、女性の強さ、ひたむきさが見事に表現されているように思えます。
竹内結子さん演じる「澪(みお)」。すごく良かったです。女性として妻として母親として演じきっています。
YOUさんの先生役、はまってました。そんなに出番はなかったですけど、いい先生です。

感情移入

中村獅童さん演じる「巧(たっくん)」は、大学時代ハンディキャップを背負うことになり、優しいお医者さん、野口医師(小日向文世さん)の住む小さな街に移り住み、カウンセリングを受けて生活しています。
そんな理由で自分にすごく重ねて感情移入しすぎた部分もあり、逆に鬱になっているような感じもします。
あんな先生に治療を受けてみたいなあ。
特にたっくんが澪に対する気持ちを封印する部分がココロを締め付けました。「こんなボクを好きになるより、他の人と一緒の方が君はもっと幸せになれる」的な要素。
好き。愛している。そんな言葉が素直に出る恋愛。してみたいけど出来ない自分に葛藤が沸いてきて。


また、そんな二人のお子さん祐司君。いい演技をしています。
中村獅童さんは、見事です。ピンポンの時に初めて知ったのですが、すごいですね。尊敬しますね。

『最後に「いま、会いにゆきます」というタイトルの意味を知った時、涙が止まらなくなる。』

ほんとうに、やられちゃいました。
「日記」が重要なアイテム。
このはてなダイアリーも私にとって重要なアイテムになってくれるといいなあと強く感じました。

結局

あじさいの季節の不思議な出来事。ひまわりの前で交わしたお互いの気持ち。「澪」の、あの強い気持ち。
涙が何度も首筋までつたってくるくらい泣けました。
何の前知識もなく見に行きましたが、すごいですね。
この映画を見るきっかけを作ってくれた、らっこさんに感謝します。
次、観る機会があったら、多分最初の数分で涙が出ると思います。「ケーキ」で。


また、市川拓司さんの原作を読んでこの映画を観た人はどの様に感じているのか、少し興味があります。